【日記】そして誰もいなくなった

仕事をしながら、Amazonプライムで、

アガサ・クリスティー原作の「そして誰もいなくなった」 テレビ版をつけていて。  


金田一っぽい山荘というか洋館の いかにもヤバい感じ、とってもよかったです。  


一人ずつ、消えていく。
 犯人も、目的も、わからないまま。 
 アガサ・クリスティ、不朽の名作『そして誰もいなくなった』 。 
閉ざされた絶海の孤島に招待された10人が次々と殺されていく… 
 「犯人はいったい誰だ…?」 (C)テレビ朝日 


配役もよくて、

序盤で死ぬにしちゃこの人は豪華だなぁ……なんて、まんまと。 


サスペンス番組のテレビ欄に

細川ふみえさんの名前があった時点で、どうみても犯人ー!

という感じを思い出してましたが、まんまと。


最後誰もいなくなっちゃうのに、 どうやって謎解きするんだろう?  

みんな死んでるのに、正解をどう提示するんだろう?   


って、作り方への興味で最後まで楽しく見ました。  

すべてが明かされた後のラストシーンの探偵さんの一言、 


 殺人に芸術は、ない。 


という言葉、 本来はとてもシビアに響くはずなんだけど、 

残されたビデオの中で、直前まで犯人がハッスルしてたせいなのか

 

(アイツのあれは)ないわ…… 


のニュアンスに聞こえて思わず、ふふっ、となってしまって

ふしぎな味わいで幕を閉じました。 


アガサ・クリスティの原版にも当たってみたいです。


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矢口あやは | 仕事まとめ ライター・編集・イラストレーター 編集プロダクションでの編集業務を経て、2013年にライターとして独立。雑誌・WEB・オウンドメディア・書籍などの制作を中心に活動。旅や歴史、カルチャーなど、人や土地の物語を丁寧に伝える記事づくりを得意としています。 お仕事のご依頼はこちらからお願いいたします→ yaguchi.a■gmail.com(■=@)