【日記】『ローマの休日』で目が溶けた


amazonプライムの『ローマの休日』をうっかり原稿かきながら見はじめてしまって。

気がついたら目が溶けるほど泣いて、今やっと視力が戻ってきました。


ーーご旅行されたなかで
どの街が一番でしたか?

ーーどの都市もそれぞれに美しく、
ひとつを選ぶのは……ローマです
だれがなんと言おうと、ローマです


心の揺れ。瞳のうごき。会話のセンス。

1950年代の感性、きらめきすぎ。


ラストシーンの笑顔が

こんなに切ないものだったなんて。


 10代のときは

「ハテナ?」だったことが
30代になって
鮮やかに見わたせることってありますね。


若い感性がどんどんこぼれ落ちて

それが怖いと思ったこともあったけど、

オトナになるのがこういうことなら
それはそれで悪くないなぁ、と。

ニューシネマパラダイスとか、

今見たら泣いて眼球がカラカラになる予感。


淀川長治先生の気持ちが今になってわかりはじめて、いやぁ、本当にいいものですね!ってひとりで言ってます。

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矢口あやは | 仕事まとめ ライター・編集・イラストレーター 編集プロダクションでの編集業務を経て、2013年にライターとして独立。雑誌・WEB・オウンドメディア・書籍などの制作を中心に活動。旅や歴史、カルチャーなど、人や土地の物語を丁寧に伝える記事づくりを得意としています。 お仕事のご依頼はこちらからお願いいたします→ yaguchi.a■gmail.com(■=@)