【仕事】Trip planner/「アクロバティックすぎる神事」
先日、「え? 飲み会のこと? 直会(なおらい)っていうよ!」という島根生まれ・島根育ちの生粋の島根っ子の言葉に、さすが出雲のあるお土地柄! と感動しました。
この島根・石見地方に古くから伝わる神事のひとつが「石見神楽(いわみかぐら)」。神事というと、能のようなおごそかなものを思い描きがちですが、ちょっとちがいます。 神楽とは、神さまに奉納する舞楽のこと。アマテラスが天岩戸に引きこもってしまった時、アメノウズメが舞った面白ダンスも神楽です。
ちなみに、天孫降臨の伝説がある宮崎・高千穂でみた「夜神楽(よかぐら)」はこんな感じでした。 天井に、竹を格子状に組んで真っ白な紙垂(しで)を垂らした天蓋が、神事らしい印象です。神楽は地域によってスタイルが異なり、お酒を酌み交わしながら夜を徹して舞うところも。まさに高千穂は夜通し系でした。
さて、そんな地域色の濃い神楽の中でも、エンタメとパフォーマンス性の高さで鳴らすのが「石見神楽」。
国内外からも高く評価されていると聞いて、ずっと見てみたいと思っていました。機会が訪れたのは、温泉津(ゆのつ)温泉に宿泊したときです。
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