FRaU オスロ連載【第4回】
オスロで「サウナ」が爆発的ブーム!
海に浮かぶサウナビレッジと“国民的ブランド”でノルウェー文化を感じる【第4回】
朝食で隣に座ったのは、出張でオスロを訪れていたノルウェーの紳士だった。「いまハマってるものある?」と聞くと、「サウナかな」。いまは国じゅうでサウナが大ブームなんですって。日本もですよと言ったら、「同志だね」と笑顔。
いろんな種類のサウナがフィヨルドに浮かぶというサウナビレッジ「オスロサウナ協会 シュッケルビッテン」を訪ねた。
案内人のラグナさん。後ろの海パン紳士は海から上がってきて、再びサウナに入っていった
「私たちの先祖たち、つまりバイキングの時代からサウナはあったんだけど、キリスト教が入ってきて廃(すた)れてしまいました。でも少しずつ復活してきて、近年は爆発的に増えているんです」と運営元であるオスロサウナ協会事務総長のラグナ・マリー・フェルドさん。
「人気の理由は、寒い時期にポカポカと体を温められること。そして、春夏秋冬いつでも自然の中で遊べること。同時に、人と人をつなぐ大切な社交場でもあるんですよ。一人暮らしの人でも、ここに来ればみんなとの交流が楽しめますから」
最新のサウナ設備があるという「トロステン」を見せてもらった。SNSで見た写真と向きが違う……と思ったら、「これ、海上に浮いているから船のように自由に動かせるのよ〜」。つまり、その気になればサウナ建築たちの席替え(?)も可能なのだ。楽しい!
つづき→ https://dowellbydoinggood.jp/contents/life-style/250910/
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