FRaU オスロ連載【第3回】
ノルウェー・オスロは“芸術のまち”!
名物サーモンを食べて、
「オペラハウス」「ムンク美術館」を訪ねる【第3回】
氷山のように白く輝く斜面を、大人も子どもも犬も自由に歩いている。その向こうには青い海。ここは再開発されたヴィヴョルカ地区にある「オペラハウス」。2008年にオープンしたノルウェーの国立オペラ&バレエの本拠地だ。
白い床材は、イタリアから輸入した大理石だというから贅沢。夏になれば、オペラハウスの前で音楽会が開かれ、大理石の斜面は観客席に早変わりする。
「木、石、金属のように自然素材をありのままに活かしながら建てるのが北欧建築の特徴なんです」と、オスロに暮らして40年になるという現地ガイドのチェルナス・克美さん。
「ノルウェー建築では、外からどう見えるかよりも、つかう人がいかに気持ちよく過ごせるかが先決。だから、色彩は控えめでシンプルなデザインになることが多いですね。結果的に、どんな建物もまわりの景色によく溶けこみ、美しく見えるのだと思います」(チェルナスさん)
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